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側弯症

成長期の側弯症について

成長期の子どもに多い側弯症にはいくつかのタイプがあります。
圧倒的に多いタイプは特発性で、側弯症の8割を占めるといわれています。
特発性とは原因がわからないことを意味していて、発症の時期として思春期に発症する確率が特に高く、女子に多く発症します。
治療法としては、軽度なら経過観察、進行してくるとコルセットにより固定する装具療法をとられることが多く、重症化してくると手術療法がとられるケースもあります。
その他にも様々な療法で治療が行われていますが、医学的にその効果が立証されているわけではありません。

しかし、体の成長が止まった後に自律神経の異常により起こる脊柱の側弯は、内臓調整療法の理論を用いることにより多くの方が矯正されています。
このような側弯は、自律神経の機能的なアンバランスに原因があると考えて間違いないと思います。

一方、成長期における側弯症については、成長過程で持続的に身体に加わっている自律神経系の影響を考え対処しなければなりません。
ほとんどのものは、内臓器の緊張もしくは心臓の機能低下によるものと捉えることで対処ができます。
発症が体の変化が著しく、自律神経のバランスの崩れやすい思春期の女子に多いことからも裏付けられるでしょう。

例えば、肋骨が未発達な成長期に激しい運動をしていると、心臓に負荷がかかり、寝ていても起きていても体の左寄りにある心臓をくつろがせる格好をとり続けます。
成長期にずっとこのような状態で過ごすと、くつろがせたままの姿勢で骨が成長し、大人になってからも側弯症として残ってしまいます。
他には、成長期に長期にわたる服薬をして体の右寄りにある肝臓に負荷がかかったり、動物性の脂肪の取り過ぎにより同じく右側にある胆のうに負荷がかかったりしても、やはり側弯症の原因となります。
他の内臓が原因となり起こる側弯も稀にありますが、多いのはこれらのケースです。

成長期は臓器が未発達なため自律神経のバランスは乱れやすいものです。それに伴い姿勢も曲がってきます。
単に固定して矯正するのではなく、その時その時バランスをとって見守ってあげることが大切です。そして、バランスを崩している原因が明確であれば一刻も早く取り除いてあげましょう。

やがて子どもたちは成長して自分の力でバランスをとる能力を身に付けていきます。
夜ちょっと、お子さんの寝姿を見てあげてください。

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note 佐藤 勝美|Office ONAKA TEATE